令和7年度夏期教員研修

最終更新日:2025年8月18日

法教育とは?

 ホウリス法務省では、自由で公正な社会を支える人材の育成を目指し、「生きるチカラ」を育む法教育の普及に力を入れています。
 検察庁では、その一環として、教職の先生方を対象とした勉強会を毎年夏休みの時期に実施しています。
 近時、成年年齢の引き下げや、若い人たちがインターネット上で犯罪に巻き込まれる事件が増加していることもあり、法教育の重要性はますます高まっています。
 ぜひ多くの先生方に御参加いただけますと幸いです。
 
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【R7.8.4】令和7年度夏期教員研修を実施しました。

 令和7年8月4日(月)、高知県下の小・中・高等・特別支援学校等の教員等の方々を対象に、「自分を守る法教育~法律を子どもたちにもっと身近に~」と題して夏期教員研修を実施し、25名もの方に参加いただきました。
 今回の研修では、高知保護観察所、高知少年鑑別所、高知県警察、高知県立城山高等学校、土佐塾中学・高等学校に協力いただいた上、講師を引き受けていただき、
○「刑事手続について」-当庁筒井副検事により、刑法犯認知件数・検挙人員の推移、検
 挙人員に占める再犯者率・高齢者率、特殊詐欺事件の手口や注意点などについて説明、
 さらに「インターネット社会における犯罪の罠」と題して事例を交えながら説明
○「少年事件について」-当庁遠山検事により、非行少年に関する手続きの流れ、「犯罪
 少年」、「ぐ犯少年」、「触法少年」の違いなどについて説明
○「保護観察所の業務について」-高知保護観察所土井企画調整課長により、保護観察所
 の業務などについて説明、高知県保護司会連合会尾﨑会長により、保護司について説明
○「少年鑑別所の業務について」-高知少年鑑別所竹内所長により、少年鑑別所の業務な
 どについて説明
○「法教育概論について」-当庁筒井副検事により、「ルール作りで得られるもの」と題
 し、通学時にヘルメットを着用するというルール作りを例に挙げて説明
○「学校におけるルールメイキングの在り方について」-土佐塾中学・高等学校藤澤教諭
 により、生徒主導により校則の見直しが行われた実例として、「ジェンダーフリー制服
 (性別関係なく自由選択が可能)の導入」、「軽食自動販売機の設置」、「食堂のキャ
 ッシュレス化」、「生理休暇の新設」などを紹介
○「ヘルメット校則について」-高知県立城山高等学校中島教諭により、以前勤務してい
 た室戸高校での「登下校時ヘルメット着用率100%」の成功例を紹介
○「自転車のヘルメット着用の努力義務と犯則通告制度について」-高知県警察本部交通
 部交通指導課小松補佐により、自転車事故を基にヘルメット着用の必要性などについて
 説明、同課小松係長により、犯則通告制度について説明
○「代表者聴取について」-遠山検事により、代表者聴取の方法などについて説明、「供
 述の汚染」が生じないよう注意喚起
といった内容で実施しました。
 参加者の方から回答をいただいたアンケートでは、
 ・知らないことを多く学ぶことができた。知識のみならずマインドも学ぶことができ
  た。
 ・ルールを何故必要か改めて考えることができた。これからは、なぜルールが必要かと
  いうことを子どもたち、保護者とともに考えていくことが大切だと感じた。
 ・学校のルール作りについては、今まさにヘルメットの取組を進めているので、本校
  でも是非参考にしたいと思った。
 ・全ての講師の方々が急ぎ足で話されるので聞き取りきれないこともあり、質問もしに
  くかったです。半日ではなく、一日の研修にしていただきたいと思います。土佐塾中
  高の「生理休暇」を生徒が実際に取得できていることも又すばらしいと思いました。
  私自身はこれまでとれたことがないので、そういう社会が若い世代から変わってくれ
  ることを願います。
 ・法教育を体系的に学ぶことができ、ルールの意義や実例は大変参考となった。
 ・日頃教育活動の中で、法教育の視点を持って子どもたちに考えさせることが大事だと
  思った。
 ・法が何のためにあるのかを考える必要性が高いことを改めて感じた。
 ・刑事手続、鑑別所など、知っておかないといけないことを短い時間でまとめていただ
  きありがたいです。教育現場でどのように伝え、皆と学ぶことが良いのか考えるたい
  へん良い時間となりました。
 ・代表者聴取については基礎的な知識がなかったので勉強になった。早急な教職員への
  研修が必要だと思った。
 ・知識的な理解から実践に役立つ有意義な研修でした。代表者聴取についてもお聞きで
  きてよかったです。他の教員にもすすめたいと思います。
 ・普段お会いして話を聞くことのできない専門職の方に事例を入れながらお話しをして
  もらう機会は貴重な経験となりました。
 ・今後に活かせる内容がたくさんあったので校内でも共有したいと思います。
 ・情報量が多かったです…でも大変勉強になりました。ありがとうございました。
 ・刑事手続等の出前教室等、また御相談したいと思います。ありがとうございました。
などといった貴重な御意見をいただきましたので、次回の研修や今後の広報活動に参考とさせていただきたいと思います。
 お忙しい中、研修に参加していただきました方々には、心よりお礼申し上げるとともに、今回の研修が今後の教育現場で役立つことを期待しております。

                    【令和7年度夏期教員研修実施状況】



 当庁では、参加される方に当庁にお越しいただく「移動教室」や、実施希望先に職員を派遣する「出前教室」などを通じて検察庁に関する広報活動を行っておりますので、希望される場合は当庁まで御連絡ください。
 また、実施日時・内容につきましても、可能な限り御要望に応じて対応させていただきますので、お気軽に御相談ください。

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連絡先 高知地方検察庁企画調査課
電話:088-872-9191(内線2623)
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