津地方検察庁検事正
きく ち かず ふみ
菊 池 和 史
昭和43年 神奈川県出身
平成 7年 検事任官
東京高検検事、大阪地検公安部長、大阪
地検堺支部長などを経て、令和5年1月
10日就任
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最終更新日:2023年2月10日
津地方検察庁検事正
きく ち かず ふみ
菊 池 和 史
昭和43年 神奈川県出身
平成 7年 検事任官
東京高検検事、大阪地検公安部長、大阪
地検堺支部長などを経て、令和5年1月
10日就任
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津地方検察庁検事正の菊池と申します。
私は、平成7年に検事に任官しましたが、東海地方での勤務は初めてになります。
三重県は、歴史、文化、自然が豊かであり、このような地の利を生かした観光産業がある一方で、焼き物など伝統産業から電子部品など先端産業まで、幅広く強い産業に支えられている土地であると感じていて、このような魅力的な場所で、検事正の職務を行わせていただくことを大変光栄に感じています。
また、三重県は、名古屋に近い北勢地方、関西に近い伊賀地方、山地と海に囲まれ温暖な東紀州地方、信仰と観光の中心である伊勢志摩地方、そして歴史と県政の中心である中南勢地方などで、それぞれ街の発展の仕方や産業の種類・構造も異なり、自ずと発生する事件の傾向も異なると思いますが、しっかりと対応していきたいと思っております。
検察官の仕事は、被害や不正があった際に、三重県警察等の捜査機関とともに捜査をして事実を解明し、処罰の必要がある場合、刑罰法規の適用を裁判所に求め、これを執行していくものですが、その過程で、被害に遭われた人の心情に寄り添って十分な救済がなされるように配慮したり、あるいは、加害者が再び罪を犯したりしないように再犯防止措置を講じて、新たな被害を生み出さないことも重要な課題だと考えています。
このような課題に、関係機関と連携し、自分たちがやるべきことが何かを見定め、少しでも生活しやすい地域社会になるように取り組んでいくことも、我々に課されたテーマの一つだと思っており、慢心することなく、期待に応えられるようにしていきたいと思っています。
三重県民のみなさま、検察へのご理解とご協力を、よろしくお願いします。