子どもが犯罪の被害に遭った疑いがあるとき、警察や児童相談所、検察庁などが、子どもから話を聞くことになります。しかし、大人から何度も話を聞かれると、子どもの精神的な負担がとても大きくなります。
また、子どもの安全を守るためには、子どもから正確に話を聞き取る必要がありますが、子どもの記憶はとても繊細で、繰り返し同じ質問をされたり、誘導的・暗示的な質問をされたりすると、子どもの記憶や話の内容が変化してしまうことがあります。
そこで、検察庁では、警察や児童相談所と連携して、子どもの負担をできるだけ軽減しつつ、子どもの特性にも配慮して話を聞く「代表者聴取」という取組を行っています(司法面接、協同面接などとも呼ばれます。)。
「代表者聴取」では、子どもが安心して話せるように工夫された部屋で、専門的な訓練を受けた三機関の代表者1名が、子どもから話を聞きます。東京地検の代表者聴取を行う部屋の様子は、下の写真のとおりです。
東京地検本庁

東京地検立川支部

子どもは身近な大人(保護者や教職員の皆様など)に被害(性被害、暴行、児童虐待など)を打ち明けることがあります。このようなときに子どもの話を聞くことを「初期聴取」といいます。
子どもが被害を打ち明けてきたときには、詳しく聞き出そうとせずに、まずは子どもの話をそのまま聞いてあげるようにしてください。そして、子どもの話したことをそのまま記録して、警察や児童相談所に連絡してください。
子どもの安全を守り、子どもの負担を軽減するため、代表者聴取の取組への御協力をよろしくお願いします。
以下に、初期聴取のポイントをまとめたリーフレットを掲載しています。
このリーフレットは、教職員の皆様宛に作成しておりますが、教職員の皆様方を始め、保護者の方々や初期聴取を担当する可能性のある方々など、子どもに関わるすべての皆様にお読みいただけると幸いです。
是非御活用ください。
➡ 教職員の皆様へ 児童・生徒から被害を打ち明けられたら 初期聴取のポイント






