検察事務官の研修制度

最終更新日:2020年11月25日

 検察事務官の人格識見の向上,執務に必要な理論の習得や実務に関する指導を行うため,全国8か所に法務総合研究所とその支所が設けられています。研究所では,検察のスペシャリストを養成するための綿密なカリキュラムが組まれており,検察官を含む専門官による高度な講義が行われています。

 そのほか,検察庁では,各種の実務研修が実施されており,外国語研修・簿記研修・デジタルフォレンジック研修など,時代の要請に応じた研修も行われています。

 さらに,人事院や財務省などの他省庁が実施する各種の研修や,FBIナショナルアカデミーなどの海外研修にも積極的に参加しています。

 主な検察事務官研修は次のとおりです。
 

初等科研修

 検察庁職員として必要な基礎的知識や技能の修得などを目的として,採用直後に行います。

中等科研修

 採用後,一定期間経過した中堅職員を対象として,比較的高度の知識や技能の修得を目的として行います。

専修科研修

 中等科研修修了者を対象として,専門的知識や技能の修得を目的として行います。

高等科研修

 幹部職員を育成するため,高度の知識や技能の修得を目的として行います。

特別専攻科研修

 捜査・公判に専従する志望を有している職員に対し,高度の専門的知識や技能の修得を目的として行います。

調達・採用情報

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