広報活動日記

　令和７年７月２日、南砺市立井波中学校において開催された社会を明るくする運動南砺市推進委員会主催の「社会を明るくする運動」公開ケース研究会に講師として招かれました。
　まず全体講義として、検察広報官から井波中学校３年生の生徒の皆さんに検察庁の業務・検察官の役割、刑事裁判の仕組み・ルールなどを説明した後、後半は動画を使用した模擬裁判を行い、１０グループに分かれて有罪か無罪かの検討を行っていただきました。
　どのグループも生徒の皆さんは熱心に証拠書類を検討し、しっかりとした根拠を明示したうえで有罪・無罪の結論を出していただきました。生徒の皆さんが出した有罪・無罪の結論の判断理由は、どれもうなづけるものばかりで、皆さんがいろいろな角度から証拠や主張をしっかりと検討していただいたことがよく分かりました。
　生徒の皆さんからは「いろんな立場から考えて正しい答えを出すのは大変だと思った」「今まであまり裁判や法律に興味はなかったが、もっと知りたいと思うことが増えた」「有罪の理由、無罪の理由をみんなで考えるのが楽しかった」といった感想をいただきました。