一昨年度、昨年度に続き、今年度も鳥取市立城北小学校から6年生約100名を対象とした出前教室のご依頼をいただき、福居検事正を講師として、「将来の夢に向かって ~法律家の仕事とは~」と題し、法律家及び検察官の仕事、役割、法律家になるためにはどうすればよいかなどについて授業を行いました。
授業の前半では、福居検事正から、クイズを交えながら法律家(裁判官・検察官・弁護士)の仕事の内容を分かりやすくお伝えし、後半では、グループ別に分かれ、架空の窃盗事件を題材に「この人が犯人かどうか、どうやって確かめる?」「本当の犯人でも、裁判所に訴えず許してあげる場合とは?」など、グループごとに相談してもらい、意見を発表してもらいました。
みなさん真剣な眼差しで授業を受けており、検事正からの問いかけに対しては、活発に手を挙げて答えてくれました。中には、検事正も驚くほどの知識を披露してくれたり、捜査に関する的確な意見を発表してくれるグループもあり、法律家や検察官の仕事に興味を持っていただけたのではないかと、大変嬉しく思っております。
最後には、福居検事正から、「いろんなことに興味をもってチャレンジする!いろんなことを経験する!そうすれば、自分の可能性が広がります。」「失敗をこわがらないこと!失敗して分かることもあります。」と6年生のみなさんにメッセージをお伝えして締めくくりました。
このような機会を設けていただき、とても感謝しております。
鳥取地検では、このほかにも庁舎見学等みなさまのニーズに応じた内容で広報活動を展開しておりますので、当庁検察広報官(0857-22-4160)までお気軽にご連絡ください。