今年も鳥取大学地域学部地域学科から依頼をいただき、2年生から4年生までの学生さんを対象として、出前教室を開催しました。
始めに、副検事が「検察官の業務」について説明をするとともに、検察事務官として採用された後、副検事を目指した経緯や折々の心境について、率直にお話しました。その後、検察事務官から、「検察事務官の業務」や「公務員試験、採用」について、体験談や過去問チャレンジを盛り込みながら、丁寧かつ詳細に説明させていただきました。また、同学科の卒業生で、現在鳥取地検で働いている職員(検察事務官)からは、担当業務や職場の雰囲気などについて、お伝えいたしました。
質疑応答では、「無罪判決が出たときはどんな気持ちになりますか?」「検察事務官の仕事は多岐にわたるとのことですが、検察庁に入る前には想像もしていなかったような業務はありますか?」といった質問をいただき、検察庁の業務にとても興味をもっていただけたようでした。また、「被害者通知制度」の詳細に関する質問をいただくなど、学生の皆さんが、日頃から刑事司法制度をよく学び、関心を寄せてくださっていることが感じられ、大変嬉しく思いました。
ひとりでも多くの学生さんに、検察庁の業務を知っていただき、近い将来の職業として、検察官、検察事務官を目指していただければ幸いです。