倉吉市倫理法人会の会員の方から講演依頼をいただき、同会加盟会社のうち27社30名の会社経営者等の方を対象に、山上検事正から、「正直者・働き者が馬鹿を見ない世の中に」と題して、検察庁の組織、検察業務、検事正自身が検事になるまで、そしてなった後の経験談、今後の抱負等について講演させていただきました。
検察業務では、起訴・不起訴の判断は検察官のみが持つ権限であること、検察官は起訴することだけを考えているわけではないこと、罪を犯してしまった人が再び犯罪を犯さないように指導・社会復帰支援する取組を行っていること、犯罪被害者の保護・支援を行っていること等の説明を行いました。
講演後には、「検察庁の業務、検察官の役割がとてもよく分かった。」など感想をいただき、検察庁の取組についてもかなりの理解を得られたと感じられ、とても有意義な講演会でした。
鳥取地検では、検事や検察事務官の任官者確保に向けて、教室プログラムを積極的に行っておりますので、依頼の際には、是非、検察広報官(小林)までご連絡ください。