本年8月に,中学校,高等学校の先生を対象に裁判所,検察庁,弁護士会の法曹三者並びに東京矯正管区及び保護観察所が連携した研修を実施いたします。
裁判員制度が実施され,今年で6年が経ち,将来の裁判員候補者である,中学生,高校生など次世代を担う若い世代に,今から裁判員制度についての理解を深め,積極的な参加意識を持つようになっていただきたいと考えております。
そのためには,法教育に携わる教員の皆様方に,裁判員制度の概要や意義,法的なものの見方・考え方を身につけるための法教育の重要性についてご理解いただき,社会科,総合的な学習の時間,特別活動等様々な教科・領域において,裁判員制度を含む法教育に取り組んでいただくことが一層重要になるものと考えております。
本年度は,新たに家庭裁判所等と連携し,少年事件を題材に,事件捜査~家庭裁判所の審判~保護観察所・少年院における保護・矯正に至るまでの過程を学んでいただき,法教育にとどまらず,生徒指導全般にも役立てていただけるよう企画しております。
【開催日】
平成27年8月5日(水),6日(木)2日間(参加費無料)
両日参加,どちらか一方のみ参加を選択可能
【研修内容】
(1) 裁判傍聴と担当裁判官,検察官,弁護人による質疑応答
(2) 少年事件を題材とした法曹三者等による講義
(3) 検察官,弁護士とともに体験する模擬裁判
を2日間に渡って実施するものです。
各講義等では質疑・応答の時間を設けて法曹三者等から具体的な知識を吸収していただければと考えています。
【お申し込み方法】
すでに埼玉県内の中学校・高等学校に案内文書を送付しておりますので,案内文書添付の申込書にご記入していただくか,こちらの参加申込書を印刷の上,ご記入願います。いずれも申し込みは,FAXにてお願いします。
FAX048-863-2382
なお,準備の都合がありますので,7月15日(水)を期限とさせていただきます。
※ ご不明な点がございましたら,ご遠慮なくお問い合わせください。
お問い合わせ先:さいたま地方検察庁総務部広報担当
TEL048-863-2286(広報直通)