法律を学んだことがなかった私でも・・・

最終更新日:2022年6月20日

 検察事務官(採用2年目・女性)

【検察庁を志望した動機】
 私が、検察事務官という仕事に憧れや興味を持ったきっかけは、「HERO」というドラマの影響です。このドラマを見て、検察庁に興味を持った人は多いと思いますが、私もその中の一人です。被疑者の最後の声を聞く立場として、一つ一つの事件に徹底的に向き合い、二人三脚で事件を解決していく姿が印象的でした。ですが、当時はどこか他人事で、法律について全く知識がなかったこともあり、自分が検察事務官になれるとは思っていませんでした。しかし、業務説明会に参加し、ドラマで見た立会事務官以外の仕事についても知り、自分の将来を考えていく中で、やはり自分も挑戦してみたいと思い、検察庁を志望しました。

【担当業務とやりがい】
  現在は、企画調査課企画調査係に所属しており、図書・資料の管理、研修等の補助業務を行っています。図書・資料の管理業務では、図書等の貸出・返却の管理、捜査や様々な執務に必要な図書等の購入手続、職員個人が購入を希望する図書の案内や取りまとめを行っています。また、研修の補助業務では、様々な研修に参加する職員の出張計画を立てたり、出張に必要な書類の作成を行ったりしています。
  検察庁は捜査・公判に関わる仕事ですが、私の担当している図書等の管理や研修の補助業務も捜査・公判を支える大切な業務だと思っています。

【職場の雰囲気】
  私も、働く前は「堅苦しそう、事件に関わる仕事だから怖い人が多そう。」と不安な部分がありました。しかし、実際に働いてみると、上司や先輩方は優しい方ばかりで、気さくに声をかけてくださいます。また、分からないことや困ったことも丁寧に教えてくださるので、相談しやすい環境で、とても働きやすい職場だと思います。

【このページをご覧の皆様へ】
  検察庁は、研修が非常に充実しているので、今まで法律を学んだことがない人でも、安心して働くことができます。私も他学部出身で、入庁した当時、仕事についていけるか不安でしたが、入庁して1か月後から約1か月間行われる初等科研修で、刑法や刑事訴訟法等、業務に必要な知識を基礎から学ぶことができました。その後も、勤務年数や業務内容に応じて、様々な研修を受講することができるので、法律を勉強したことがなくても、全く心配はいりません。
  また、検察庁は、ワークライフバランスを推進しているので、休暇が非常に取りやすく、公私ともに充実しています。ほかにも、早出・遅出勤務や時間休も取得できるため、育児と両立して働かれている先輩職員も多くいらっしゃいます。
  検察庁は、働きやすいだけでなく、非常にやりがいを感じることのできる職場です。刑事事件に関するあらゆる業務に携わることができ、専門的知識を身につけることができるのも、他の官庁にはない魅力の一つだと思います。
  日常生活ではあまり馴染みがないかもしれませんが、将来の選択肢を選ぶ手段の一つとして、気軽に業務説明会に来ていただけると嬉しいです。

松山地方検察庁 管内検察庁の所在地・交通アクセス
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