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令和5年4月10日に松江地方検察庁の検事正に就任しました加藤雄三です。
【島根県に赴任して】
私は埼玉県出身です。島根県で仕事をすることも島根県を訪れたこともこれまでありませんでしたが、出雲大社にも、フランスの旅行ガイドブック・ミシュランで知った足立美術館にも以前から是非訪問したいと思っていましたし、さらに、国宝松江城、夕日や花火の宍道湖、伝統のお茶・和菓子、この地が発祥とも言われる日本酒などなど、楽しみは尽きず、島根県で仕事ができることを大変うれしくありがたく思っています。
【検察の主な職務】
検察は、1つ1つの刑事事件につき、真相を解明すべく、警察などと協力しながら捜査をし、検察官が起訴した(裁判にかけた)事件については、裁判所で、被告人や弁護人と相対しながら、裁判所に対して適切な事実認定と刑の量定(懲役○年など)を求める公判活動をすることを主な職務としています。
私は、松江地方検察庁の検事正として、当庁の検察官及び事務官と一丸となり、熱意と誠意を持って、この職務に当たり、島根県や県民の皆さんの安全で安心なまちづくりに貢献して参りたいと考えています。
【広報活動をしていますので、是非】
検察は、捜査においては、被害に遭った方や事件を目撃した方などから話を聞いたりして、県民の皆さんからも協力を得ていますし、裁判員裁判においては裁判員として、その他の裁判でも証人などとして裁判に参加してもらって、やはり皆さんから協力を得ています。
しかし、皆さんにおかれては、「警察で話を聞かれて、何でまた検察で同じ話を聞かれるのか?」、「警察と検察の違いって?」、「検察庁には検察官と事務官がいる? 検察官には検事と副検事がいる?」「それぞれ、どうやってなるの? どんな仕事をしているの?」、「裁判員裁判って? 将来、自分が裁判員に選ばれたらどうしよう。」などなど、様々な疑問、不安、関心があるのではないでしょうか?
そこで、松江地方検察庁では、検察官や事務官が、小学校から大学までの学校などに出向いたり、逆に、学生などに松江地検に来ていただいたりして、講義や模擬裁判その他、皆さんが望む形式による説明会を開くなどして広報活動を行っています。
関心がある方は、是非、お気軽にお問い合わせください(また、こうした広報活動を通じて、検察に興味を抱き、将来、検察で働いてみたいと思う方が現れるようであれば、そうした方を大いに歓迎いたします)。
どうぞよろしくお願い申し上げます。