
最終更新日:2026年7月24日

皆さんは「副検事」がどんな人か知っていますか?
副検事とは、捜査・公判及び刑の執行の指揮監督を行う検察官の一員です。
検察事務官などの特定の公務員が一定の経験を積んだ後、試験を受けて合格すると、副検事として検察官に任官することができます。
副検事は、窃盗や詐欺、道路交通法違反などの比較的身近な事件を扱うほか、近年は、裁判員裁判や児童虐待を担当するなど、その活躍の幅は広がっています。
そこで今回は、検察事務官として採用され、その後、副検事となった方にインタビューをしてみたいと思います!


一言で言うと、「捜査が好きで、かっこいい」と思っていたからです。
私は、元々、京都地検の検察事務官として勤務していたのですが、その中で立会事務官として勤務した経験があり、その時に一緒に働いていた検察官の姿に憧れて、「私も検察官として働きたい」と思ったことが、そもそものきっかけだったと思います。

まず、一次試験は、憲法、民法、刑法、刑事訴訟法、検察庁法の5科目です。
論文問題を各科目1時間で記述します。
二次試験は、口述試験といって、いわゆる面接のような試験です。
私が勉強を始めたのは、副検事試験の受験資格が得られる1年半前頃だったと思います。
簡単な試験とはもちろん言えませんが、私自身、法学部出身ではないので、頑張れば皆さんも合格するチャンスがある試験だと思います。

副検事は、検察庁法で定められた検察官です。
知っている方も多いかもしれませんが、検察官は、被疑者を起訴するかしないかを決めるという重大かつ重要な権限を持ち、さらに刑事裁判となった場合には、その法廷に立って、適正な判決を得るために裁判所に対して主張、立証活動を行います。
そして、それは一部の例外を除いて検察官にしかできません。
犯罪のない明るい社会を実現するため、一人の検察官として、検察官にしかできないことを仕事として遂行できることが、一番のやりがいであると思います。

私は、検察官に憧れて検察事務官から副検事という道を選びましたが、これは、検察事務官のキャリアパスの一つでしかありません。
検察庁には、総務などを担当する事務局、証拠品の管理などを行っている検務部門、立会事務官などが所属する捜査公判部門といった様々な部署があります。
定期的な内部異動がありますし、時には中央省庁への異動や、他官署に出向することもありますから、皆さんの個性を輝かせる場所が必ずあるはずです。
皆さんと一緒に働くことができることを楽しみにしています。
K副検事、ありがとうございました。
検察事務官から副検事になるためには、検察事務官としての経験だけでなく、捜査や公判に対する幅広い知識や努力が必要になるのだと改めて実感しました。
さて、今回まで、検察事務官や副検事など、検察庁での業務について触れてきましたが、「検察庁のワークライフバランスは整っているのかな?」ということで、次回は育児休業を取得した経験がある検察事務官にお話を聞いてみたいと思います。
ぜひ、ご覧ください!