令和５年度「ＰＲＯＳ」行事

　令和５年９月２８日（木）、高松法務合同庁舎で、香川大学「さぬき再犯防止プロジェクトＰＲＯＳ」 と法務省機関（高松高等検察庁、高松地方検察庁、高松矯正管区、高松刑務所、四国地方更生保護委員会、高松保護観察所）の意見交換会を開催しました。
　本年２月にも意見交換会を行いましたので、今回は更に充実した内容になりました。
　ＰＲＯＳの学生さんからの発表は、これまでの活動報告のほか、本年１０月２８日、２９日開催の香川大学祭で、学生が考案した刑務作業品の展示をすることなどの紹介がありました。

　私たち法務省機関からの発表は、「鈴木Ａ太」という架空の人物が、強盗・窃盗事件を起こしたという設定で、その後、逮捕・勾留・公判請求・実刑・仮釈放といった刑事手続きの流れの中で、検察庁、刑務所、保護観察所がそれぞれどのような考えの下で、どのような職務を行っていくのかについて具体的に説明を行いました。

　その後、法務省機関の若手職員と管理職員のブースを２つ作り、学生さんたちも２グループに分かれ、座談会を行いました。学生さんからは、先ほどの法務省機関からの説明に対する専門的な質問や今後の進路に関する質問など多岐にわたり、非常に活発な座談会となりました。また、座談会終了後も職員と学生さんが談笑する姿も見られました。

　香川大学「ＰＲＯＳ」は、本年１０月１２日、令和５年安全安心なまちづくり関係功労者内閣総理大臣表彰を受賞されました。
　私たち法務省機関の職員は、こうした機会を通じて、学生さんたちの熱意に触れることで、改めて、関係機関と連携・協力しながら安全安心なまちづくりに取り組んでいきたいと感じたところです。

　令和５年１０月２８日、佐藤検事長が香川大学祭を見学しました。
　香川大学祭では、先日の意見交換会で「ＰＲＯＳ」の学生さんから紹介のあった学生さん考案の刑務作業品の展示会を見学し、学生さんから説明を受けました。
　その後、香川大学上田学長や堤法学部長らとも懇談されました。
　見学の様子は香川大学のホームページでもご覧になれます。

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