名古屋市立川名中学校から、体験型職業人講話の依頼をいただいたので、11月21日(金)、同校において、2年生の皆さんに、業務説明及び法律ディスカッション、模擬所在捜査体験等を実施しました。
体験はグループワークで実施しましたが、どのグループも活発な議論を行っており、また、意見発表の際には、グループの意見をしっかりとまとめて発表することができており、全体的に活気のある時間になりました。
体験後には、「あまり知らない職業だったけど、今回の体験で興味が湧いた」「グループで協力して考えることが楽しかったし、検察の仕事に触れることができてうれしかった」などの感想をいただきました。
検察庁の仕事や職員について興味を持っていただけて、うれしく思います。
例年、体験型プログラムの御依頼をいただいている名古屋大学法学部の皆さんから、今年も御依頼をいただいたので、12月15日(月)に、当庁において、業務説明や模擬目撃者調べ演習、職員との座談会等を実施しました。
例年は模擬被疑者調べ演習を実施していたところ、今年は目先を変えて、初めて模擬目撃者調べ演習を実施しました。
学生を検察官役と目撃者役に分けた上、目撃者役に模擬事件動画を視聴してもらった後、検察官役が聴取を行い、事件の認定まで検討するというものでしたが、検察官役として積極的に質問する姿や、目撃者役の証言を細かいところまで引き出そうと果敢に挑戦する姿勢が印象的でした。
また、目撃者役も、検察官役の熱意に応えるように、細部まで思い出そうとする一生懸命な姿がみられました。
参加された皆さんからは、「実務での考え方を学ぶことができ、非常に勉強になった」「検察官の仕事を具体的にイメージすることができた」「例年とは違う体験ができ、とても新鮮だった」などの感想をいただきました。
今回の体験で得た学びや気付きが、皆さんの今後の進路選択の際に参考になりましたら幸いです。