犯罪情勢

最終更新日:2023年12月26日

 令和4年における刑法犯の認知件数は60万1,331件、検挙件数は25万350件であり、刑法犯の検挙人員の罪名別構成比は、窃盗が全体の46.8%を占め、続いて暴行(14.1%)、傷害(10.3%)、詐欺(6.2%)、横領・遺失物等横領(5.5%)の順となっています(警察庁の統計による。)。
 また、令和4年における検察庁終局処理人員総数は74万5,066人であり、うち公判請求人員は6万9,066人(前年比7,482人減少)となっています。

 少年非行に目を移すと、少年による凶悪重大な事件や、非行に及んだ動機等が不可解な事件等、近年でも社会の耳目を集めるような事件が後を絶たないなど、少年非行をめぐる情勢については、決して楽観視できる状況にはありません。
 他方、非行少年の背景には厳しい生育環境があることもうかがえることから、法務省法務総合研究所では、非行少年の生育環境に着目し、各種統計資料等に基づき、少年を取り巻く生育環境等の変化、昨今の少年非行の動向等について概観・分析するとともに、非行少年及びその保護者を対象として実施した調査の結果を分析し、非行少年の生育環境等に関する特徴を明らかにし、今後の指導や支援の在り方等について検討しました。
 現在の少年非行をめぐる情勢等について詳しく知りたい方は、法務省法務総合研究所作成の「令和5年版犯罪白書」を御覧ください。
 「令和5年版犯罪白書」はこちらから(法務省ホームページへのリンク)

(注)用語の定義については、犯罪白書の凡例に従っています。

各検察庁一覧