検事総長の紹介

検事総長の写真 大野 恒太郎 (おおの こうたろう)

経歴

昭和27年 東京都
昭和51年 検事任官
東京地検検事,大阪地検検事,内閣司法制度改革推進本部事務局次長,宇都宮地検検事正,最高検総務部長,法務省刑事局長,法務事務次官,仙台高検検事長,東京高検検事長等を経て,

平成26年7月18日就任

 この度,検事総長に就任いたしました大野です。

 検察の使命は,厳正公平・不偏不党を旨としながら,法と証拠に基づき,事件の真相を解明した上,公訴を提起して公判を遂行することにより,市民生活や社会経済の基盤である法秩序を維持することにあります。こうした役割はいかに時代が移ろうともいささかも変わるところはありません。したがって,検察は,何よりも先ず,様々な事件に誠実に向き合い,その適正な処分を着実に行っていかなければなりません。

 しかし,時代や社会は大きく変化しつつあるので,そうした中で検察がその使命や役割を果たすためには,その手段である捜査公判のやり方やそれを支える組織の在り方は柔軟に改めていく必要があります。そのような観点から,検察改革は,20年後,30年後も見据えた未来志向の姿勢でこれを積極的に推進してまいりたいと考えています。
 もとより,検察改革の契機となったのが国民の信頼を損なう検察の不祥事であったことを忘れてはなりません。したがって,改革の指針である「検察の理念」の中でも取り分け公正誠実さあるいはフェアネスを肝に銘じていかなければならないと思っています。

 裁判員制度がこれまで全体として適正円滑に実施されていることは,裁判員に選ばれた方をはじめとする国民の皆様のご理解とご協力の賜物であり,心から敬意と謝意を表します。検察としても,引き続きその運営の一層の改善向上に努めてまいります。
 また,取調べの録音・録画を一段と拡大して活用することや科学的捜査手法を一層重視することによって供述調書偏重と言われてきたような事態から脱却し,検察が新しい時代や環境の下でもその役割を果たせるよう,実務上の工夫や改善を重ねてまいります。
 さらに,犯罪の被害に遭われた方々の保護・支援,犯罪者の再犯を防止するための社会復帰支援,犯罪の国際化への対応強化等,様々な課題にも,関係機関等と連携して取り組んでいくこととしております。
 私は,全国の検察庁職員がその職責を自覚して,公正誠実に,しかも熱意をもってその職務に取り組むよう,検事総長として全力を尽くします。

 なお,検察庁ホームページには,全国の高等検察庁,地方検察庁のページもあります。皆様には,こうしたホームページを通じて検察や刑事司法についてのご理解を深めていただければ幸いです。

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