検事総長の紹介

最終更新日:2018年7月27日

    いなだ   のぶお
    稲 田 伸 夫
   
  経歴
 昭和31年 奈良県生まれ
 昭和56年 検事任官
 東京地方検察庁検事,福岡地方検察庁検事,
 内閣法制局参事官のほか,法務省大臣官房人
 事課長,山形地方検察庁検事正,法務省大臣
 官房長,法務省刑事局長,法務事務次官,仙
 台高等検察庁検事長,東京高等検察庁検事長
   を経て,
 

                           平成30年7月25日就任    
 
 この度,検事総長に就任しました稲田です。どうぞよろしくお願いします。
 検察の使命は,厳正公平・不偏不党を旨としながら,迅速適正に,犯罪の真相を解明し,罰すべきものがあれば,これに対して公訴を提起し,適正な刑罰が科されるようにすることにあります。このことによって,社会秩序を維持し,安全・安心な社会の実現に貢献できるものと考えております。
 安全・安心な社会の実現を期待する国民の皆様の負託に応えられるよう,精一杯努力してまいる所存です。
 
 刑法犯の認知・検挙件数は,近時減少傾向にありますが,社会を震撼させる大量殺傷事犯が発生しているほか,特殊詐欺事案の認知件数も高水準で推移しているとともに,児童虐待事件の検挙件数も大幅に増加しているなど,依然として犯罪情勢は予断を許さない状況が続いております。また,オリンピック・パラリンピック東京大会の開催を2年後に控え,テロの脅威には,引き続き警戒していかなければなりません。加えて,人の往来や経済取引等において国境を越えることが極めて容易くなっている上,政府においては,より多くの外国人人材を我が国に受け入れる方向性を打ち出していることから,今後刑事司法の国際化が一層進展するものと思われます。
 検察においては,警察等の関係機関と協力しながら,様々な犯罪に的確に対処して,適正な刑罰権を実現してまいりたいと考えております。併せて,犯罪の被害に遭われた方々への支援や,罪を犯した者に対する再犯防止,社会復帰支援に向けた取組を引き続き推進したいと思います。
 また,これまで数代の検事総長が様々の改革に取り組んでまいりましたが,私もこの流れを継承するとともに,近時の立法による新たな制度の導入や刑罰の改正につきましても,その趣旨・目的に沿って適切に運用がなされるよう努めてまいりたいと考えております。
 
 さらに,裁判員制度も施行から9年余りが経過しておりますが,国民の皆様の御理解・御協力をいただいておおむね順調な運用がなされており,感謝を申し上げたいと思います。
 検察としては,引き続き国民の皆様の御協力等が得られるように,分かりやすい立証に努めるなど努力を重ねてまいりたいと考えております。

 

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