道路交通法違反の三者即日処理について

最終更新日:2022年12月5日

三者即日処理方式による道路交通法違反等(交通切符)の処理の流れ

三者即日処理手続図解

 三者とは、警察・検察庁・裁判所をいいます。

 三者即日処理方式とは,道路交通法違反又は自動車の保管場所の確保等に関する法律違反(以下「交通違反」といいます。)により,警察官から交通切符(赤切符)の交付を受けて出頭日時・場所を告知された人について,

  1. 警察の取調べ
  2. 検察庁の取調べ
  3. 裁判
  4. 罰金の納付
 を1日で行う処理方式です。

 通常の裁判手続によると,まず警察での取調べ,次に検察庁での取調べ,更に裁判所での裁判,最後に検察庁への罰金納付といった手続が採られ,手続が終了するまでに警察・検察庁・裁判所に何度も出頭しなければなりません。そこで交通違反をした人達の便を考慮し,警察・検察庁の担当者が裁判所に集まることで,数時間で全ての手続を終えることができます。

 なお,反則事件(青切符)でも,反則金を納付しないときは三者即日処理方式の対象となります。

 三者即日処理手続に関するよくある質問と回答はこちらをご覧ください。

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