最終更新日:2023年3月29日
富山地方検察庁検事正
吉 川 崇 (きっかわ たかし)
平成 5年 司法修習(京都)
7年 検事任官
以後、東京、札幌、京都の各地検などで勤務
平成24年 法務省刑事局参事官
28年 法務省大臣官房参事官
同 年 東京地方検察庁公判部副部長
29年 法務省大臣官房司法法制課長
30年 法務省刑事局総務課長
31年 法務省大臣官房秘書課長
令和 3年 法務省大臣官房政策立案総括審議官
5年1月 富山地方検察庁検事正(現職)
富山地方検察庁のホームページを御覧いただき、ありがとうございます。
検事正の吉川崇です。
富山は、自然や文化、街並みや食べ物、そのどれもが素敵で、この地で仕事ができることを、とても幸せに思っています。
検察の役割は、一つ一つの事件の真相を解明し、それに見合った国民の良識にかなう処分を行うこと、そして、裁判では、罰せられるべき人が適正に罰せられるよう主張と立証を尽くすことです。
その際、犯罪の被害に遭われた方々やご遺族の方々の心情を汲み取り、様々なご負担を軽減できるよう支援していくことや、罪を犯した人が、更生して社会に戻っていけるよう助力することにも、重点を置いています。
そして、このような取組の積み重ねによって、国民の方々が安心して生活できる安全な社会を実現していくことが、検察の使命です。
私は、富山地方検察庁の職員とともに、公正かつ誠実に、熱意を持って職務を行い、富山県民の皆様から信頼される検察でありたいと考えています。
近時、“不易流行”という言葉を耳にすることが多くなりました。「不易」とは変わらないこと、「流行」とは変わっていくことです。物事の変わらない本質を維持するためには、新しいものを柔軟に取り入れていかなければなりません。
現在の社会は、急速に変化しています。それに伴い、犯罪も、インターネット技術を悪用した事案、組織化された広域的な特殊詐欺や強盗事案が続発するなど、複雑さを増しています。また、痛ましい児童虐待事案なども発生しています。
その中で、検察の使命をしっかりと果たしていくため、新しい知見を積極的に吸収しながら、絶えず工夫を重ねて、職務に取り組んでまいります。
検察の活動に対する県民の皆様のご理解とご協力をどうぞ宜しくお願いいたします。