新規採用者と人事担当者との対談

最終更新日:2015年7月24日

まず自己紹介をお願いします。

A(女性)平成25年10月に採用になりました。現在,検務官室の徴収担当をしています。私は,大卒程度の試験を受けて採用になりました。
B(男性)平成26年4月に採用になり,現在は検務官室の記録担当をしています。僕は,高卒程度の試験を受けて採用になりました。
補佐 総務課長補佐です。人事担当をしています。
編集 本日はよろしくお願いします。

 採用面接対策について経験談を教えてください。

A(女性)受験生一般がするような準備しかしていませんでした。予備校に行っていなかったので,市販の面接マニュアル本やインターネットでいろいろな職種の公務員の面接体験談を参考にして質問の受け答えを想定して準備していました。
補佐 マニュアル本とかネットの情報は,実際に役に立ったんですか。
A(女性)私は,ぱっと思いつきで喋れないタイプなので,あらかじめ情報を仕入れて心の準備ができていたのは個人的によかったと思っています。
B(男性)僕は,公務員を目指す専門学校に通学していたので面接対策をしたり,官庁訪問の時に配られたパンフレットに目を通してから行きました。
補佐 どのくらい面接の練習をしたんですか。
B(男性)専門学校で,全体練習や個人練習がありましたし,一次試験に合格した人だけの練習もありました。自分が言いたいことが言える程度まで練習しました。最初は,本当に何も言えなかったので。
補佐 Aさんはどうですか。
A(女性)私は,ある省庁の機関で無料の模擬面接を実施してくれる所があって,そこに一度行きました。予備校にもあるらしいんですけど,日程が合わなくて。あとは自分で練習しました。
補佐 へぇー,模擬面接を受けさせてくれるんですね。それはどこで知ったんですか。
A(女性)ネットですね。予備校に通うお金がなかったので何かないかなと探しました。

 実際に面接を受けて他機関の面接と違いを感じた点はありますか。

B(男性)基本一緒ですね。僕は,消防署や市役所とかも受けましたけど,そんなに違いはないです。僕は,以前受けていた面接では専門学校の指導通りマニュアル的にやってたんですけど良い結果が出なくて,切り口を変えて,検察庁の面接では,ありのままで質問を受けてみようと思って臨みました。学校の先輩や卒業生からも,あまり考え過ぎずに自分の言葉で答えた方がいいんじゃないかってアドバイスもありました。
補佐 なるほど,切り口を変えてみたんですね。開き直るというかね(笑)。で,うまくいったわけですね。自分らしさを出すことで好印象に繋がる場合もあるかもしれないんですね。
Aさんは,何か印象に残っていることがありますか。
A(女性)私が唯一覚えていることがあるんですけど,ロースクールに通っていたので,検察官の面接官から「司法試験を受けた時に,裁判官,検察官,弁護士のどれを目指していたのですか。」と聞かれて,思わず「検察官です。」と答えました。それまでは,検察官なんて遠い存在でしたけど,その一言が今の私の目標にスイッチを入れたというポイントでもありました。
補佐 そうか,Aさんは,副検事を志望しているんですよね。
A(女性)はい。検察事務官でもある程度の経験を積み,試験に合格すれば副検事になれるということを入庁してから知り,今目指しています。

Q 実際に検察庁で働いてみてどうですか?

A(女性)正直,公務員って定時で帰れるというイメージがありましたが,結構忙しい部署もあることに驚きました。
補佐 今は徴収担当で,採用時は捜査事件管理室ですよね。
A(女性)はい,捜査事件管理室で捜査に関係する事務を担当していた時は,検察官や立会事務官(検察官とペアで捜査を行う事務官のこと)との連絡調整,通訳人との日程調整などを中心とした仕事を担当してました。
今年四月から担当している徴収担当では,罰金等の徴収金に関する仕事をしており,罰金等の納付に来た人の対応などもしています。
最初は,やはり慣れずに大変でしたが,研修や周囲の先輩方の対応を見習い,また自分なりに勉強して知識を増やしたり,経験を積むことによって,今は,とてもやりがいや達成感を持って楽しく仕事ができています。

補佐 なるほど,安心しました。引き続き頑張ってください。Bさんはどうですか。
B(男性)はい,印象としては,思っていたよりも動く仕事が多いなと。正直,採用されるまでは,検察庁の仕事って書類を作る事務であるとか,テレビで見た立会事務官の印象しかなかったのですが,実際に,徴収担当の手伝いや捜査で現場に行ったりして,身体を動かす現場の仕事も多いなあと感じています。
記録担当としては,事件記録の保管等の事務や保管記録閲覧の事務(確定記録閲覧の請求に対応する事務)が主な仕事です。最近,閲覧事務もさせていただいており,記録にある書類の一つ一つの存在の意味が理解できるようになってきました。

補佐 ちなみに,検察庁と言えば,テレビドラマなどの影響で「捜査」のイメージが強いと思いますけど,君たちが所属している検務官室のほか,総務課・会計課・企画調査課などの捜査以外の部署もあるので,これからどんどん色々な部署を経験してもらいたいと思います。

Q 職場の雰囲気はどうですか?

A(女性)検察庁はお堅いイメージがあったのですが全然そんなことはなくて,すごく働きやすいと思います。若手の先輩も話しやすい職場ですし,プライベートの悩みなんかもよく相談しています。
上司も,相談しやすい方ばかりなのでとても働きやすいです。

補佐 そうですか。それは人事担当者としても嬉しいです。
A(女性)あ,あと私が採用されて,嬉しかったことがあるんです。検察庁のイメージって,検察官は検察官,事務官は事務官という感じに,職場ではそれぞれの交流がないんじゃないかと思っていたんです。でも,そんなことなくて,検察官の人柄もあるとは思いますけど,プライベートな話もしますし,仕事の話もできて勉強になるし,憧れていた検察官がどういう仕事しているのかを間近で見ることができて良かったと思います。
補佐 なるほど,岡山地検は,そういう意味でも検察官と事務官の壁を感じさせないちょうどいい規模の組織と思いますね。それでも,私が入りたての頃はね,イメージ通りの厳格で近寄りがたい検察官も多かったかなと思います(苦笑)。
でも今はそんなこともないようだし,Bさんも検察官と積極的に交流を図ってみてくださいね。 で,Bさんはどう?
B(男性)僕も堅いというか怖いイメージがあったんです。
でも,実際は,職場の方は皆さん明るい方ばかりですし,特に今所属している検務官室は,一つのフロアに大勢の人が働いているので,他の担当の方ともコミュニケーションがとれて働きやすい職場環境です。

補佐 2人ともやっぱり,採用されるまでは,検察庁のイメージって堅かったみたいですね。庁舎の外観も「犯罪を追及する厳格さ」をイメージして設計したと聞いています。

Q 部署異動や転勤,資格取得などについてはどうですか? 

補佐 採用後しばらくの間は,1~2年程度の短めのスパンで部署異動し,早いうちに色々な事務を経験してもらうようにしていますね。その後は,大体2~3年のスパンになるのかな。岡山地検には,本庁のほか,現在,倉敷・津山などに支部等の勤務地があって,そこへ異動することもあるし,国家公務員だから将来的には県外異動の可能性もありますね。異動により,通勤が少し遠くなったり,引越をすることもあるかもしれないけど,自分のスキルアップや,他地検の職員と知り合えたり,より多くの職務を経験するために欠かせないことだと思います。
 私も2年間,県外勤務を経験させてもらったけど,今でもその庁の人とは繋がりがあるし,非常に有意義な経験をさせてもらったなと感じています。
 ところで,希望する部署や事務とか,将来進みたい方向について考えていますか。
B(男性)僕は,やっぱり検察事務官は立会事務のイメージが強いので,早いうちに立会事務官をやってみたいです。
A(女性)私も,ドラマを見て検察庁に興味を持ったので,立会事務官は早いうちにやりたいですね。それから,将来,検察官事務取扱の権限を付与してもらい自分の権限で捜査をしてみたいです。また,公判に興味があるので公判事務,独自捜査にも携わりたいので捜査支援も経験したいなと思っています。
補佐 先程も話が出たけど,Aさんは,副検事を目指しているんですよね。
A(女性)そうなんです。副検事になりたいという希望もあり,企画調査課へ法律科目の論文を提出し,検察官に添削してもらう研修を受けています。
補佐 そういうサポート体制も整っているから,どんどん活用していってほしいですね。それにしても,二人とも総務課や会計課の話が出てないけど(笑)。
検察庁の花形である立会事務官や将来副検事を目指すにしても,総務・会計などの事務を経験することは将来とても大事なことなので,是非,そちらの部署を経験する選択肢も忘れないでくださいね。
B(男性)総務や会計ってイメージが沸くんですけど,企画調査課ってどんな仕事をしているんですか。僕,よく企画調査課へ保管記録を貸し出すんですけど。
編集 はい,私が所属している企画調査課は,いわゆる何でも屋です。保管事件記録を借りているのは,検察審査申立事件や被疑者補償事件の事務を処理するためです。
そうかと思えば,広報活動をして移動教室などの対応をしています。
その他に,職員に対する研修の実施や,例規集の整備もしています。あと,職員全員にパソコンを貸与していますけど,そのメンテナンスも企画調査課の仕事なんです。あ,このホームページを作成しているのも企画調査課の仕事です。よく「何でも屋」と言われますね。
それなりに専門知識も必要ですが,やりがいもある部署なので,是非,将来の異動希望先の候補に入れてください。パソコンが得意な人,大歓迎です。

補佐 総務課・会計課・企画調査課は,あまり捜査と直接的な関わりはないけど,組織全体が見渡せる部署なので,そういう意味でも是非経験してほしいと思っています。

Q 社会人になって

補佐 ところで,社会人になって成長したなと感じる点があれば紹介をお願いします。
B(男性)そうですね,電話の対応がしっかりとできるようになってきたかなと実感しています。あと,日々の小さな場面でも,国家公務員,検察事務官として働き出したので,身を引き締めるというか,少しは自覚が出てきたかなと思っています。
A(女性)私は,徴収担当になってからタスク管理が学生の頃より上手になったなと思います。

Q リフレッシュの方法

B(男性)僕は,釣りとか行ってます。夜釣りなので,寒い季節はできないんですよね。なので一年を通して言えば僕は野球しかないですね(苦笑)。学生の頃から野球をやってるんですけど,岡山地検職員の有志で結成している野球部があって入部しています。もちろん身体を動かせてリフレッシュにもなるし,普段では接点のない支部の職員の方と会えたり,全国の検察庁や他官庁の方と試合をするので,交流の機会が増えたことがよかったです。練習は毎週土曜日午前中にあって,その帰りに昼ご飯を先輩達と食べたりと コミュニケーションも取れてます。
A(女性)私も女性ですが,野球部に入部していまして,先輩や支部の方々と話す機会があって早く顔を覚えてもらえてよかったなと思います。あとは,私は,疲れている時は,すぐに帰宅してすぐ寝ます(苦笑)。あまり体力に自信がないので,休日は平日勤務に備えて体力温存のために家でのんびり読書をしたりして過ごします。たまには,買い物に行ったり,時間がとれる時は美容院などに行って,自分のメンテナンスをしています。
編集 野球部のほかにもサッカー部も活発に活動しています。新採用や県外から異動してきた職員に入部勧誘をするんですけど,そこに所属したおかげで職員同士早く打ち解けたり,人脈が広がったりするメリットも大きいですよね。
補佐 みんなそれぞれに何かを見つけてリフレッシュや職員間の交流に努めてるみたいですね。何よりも所属部署を超えて人脈が広がるところに魅力がありますよね。

当ホームページをご覧の皆様へ一言

補佐 今までのやりとりを読んでいただいておわかりになったように,皆最初は不安を持って試験を受けて採用されているわけですが,皆楽しく元気で明るく働いています。不安などはすぐに吹き飛ぶと思いますので,官庁訪問などを活用して職場の雰囲気を味わって,是非検察事務官を志望してください。検察庁では,きっと他官庁では経験できないような貴重な経験もできると思いますし,他官庁と同様に総務・会計という大切な仕事もあります。色々な経験をして検察事務官として一緒に働いていきませんか。
A(女性)私のように法学部を出てロースクールを出たような法律にどっぷりはまっていた人間にとっては,検察庁に入り,捜査等の実務に触れるというのはとても面白いんじゃないかなと思います。怖い所だと思わずに期待を持って来てもらえたらいいと思います。
B(男性)誰しも,堅いイメージを持っていると思いますが,職場の雰囲気もいいですし,事務の種類も幅広く勉強になり,検察事務官になって良かったなと思っています。これからも頑張っていき,いい先輩になりますので,一緒に働きましょう。
補佐 Bさん,野球経験のある,後輩大歓迎ですかね。
B(男性)いやぁ,あまり上手な人だとポジション奪われるんで,ちょっと(苦笑)。
編集 最後までご覧いただきありがとうございました。
庁舎見学,移動教室などで一般の方にも庁舎を公開する機会もありますので,興味がある方は企画調査課検察広報官へ「ふれあい広報」や「庁舎見学」の申込みを,また,「官庁訪問」は総務課人事係へお問い合わせください。 

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