
稲葉 一生(いなば かずお) 函館地検検事正
昭和58年 4月 検事任官(大阪・鳥取・奈良・京都各地検勤務)
平成 4年 7月 在ドイツ日本国大使館一等書記官
平成11年 4月 内閣官房内閣内政審議室内閣審議官
平成13年 3月 司法研修所教官
平成16年 9月 奈良地検次席検事
平成18年 7月 法務総合研究所(国際協力部長)
平成21年 4月 東京高検検事兼最高検検事
平成22年 4月 最高検検事兼外務省大臣官房監察査察官
平成24年 4月10日 函館地検検事正
4月10日付けで函館地方検察庁検事正を命ぜられました稲葉一生です。
函館は,横浜や長崎と同時に開港された歴史的な国際都市で,観光名所も多く,自然と食材にも恵まれ,他府県からの人に対しても親切な土地柄と聞いております。先日,函館山に登り,展望台から函館の街並みや太平洋と日本海海岸線などすばらしい景色を眺めさせていただき,この地で執務できることを大変光栄に思うとともに,この地域の検察権行使の責任者としての重責を改めて感じました。
裁判員制度は,皆様方の真摯なご協力を得て,順調に定着しつつある中,検察を巡る状況を見ますと,証拠改ざんなどの不祥事により,長年にわたって培われてきた検察に対する信頼が崩れてしまいました。その信頼を取り戻すことは容易なことではございませんが,今,組織をあげて検察の改革を推し進めております。とはいえ失墜した信頼を再び築くには,即効性のある方法はなく,一つ一つの事件について,謙虚さを忘れず,誠実に基本に忠実な職務の遂行を行なっていくことが重要だと考えています。
函館地方検察庁の責任者として,全職員の力を結集し,関係機関との連携をより強固なものとしつつ,検察権の公平かつ適正な行使に最善を尽くしてまいります。
今後とも,皆様方には,ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。