検察事務官の職務内容

 検察事務官は,検察官の指揮を受けて犯罪の捜査,逮捕状による逮捕,罰金の徴収などの事務を行うほか,総務・会計などの事務を行っています。

 検察庁の職場には,捜査公判部門・検務部門・事務局部門があり,各部門にはそれぞれ検察事務官が配置されています。

 捜査公判部門では,窃盗・強盗・殺人を始め,詐欺,脱税,汚職事件などのあらゆる刑事事件について,検察官の行う捜査,裁判所への公訴の提起やその裁判の立会いなどを補佐し,あるいは,検察官の指揮を受けて自ら捜査します。検務部門の仕事は,刑事事件の受理,裁判の結果確定した懲役刑などの執行手続や罰金などの徴収などです。事務局部門の仕事は,捜査公判部門などの事務が円滑・適正に行われるように取り計らう総務・会計などです。

 一人一人の職員が,捜査・公判の円滑な事務処理に関わり,日本の社会秩序の維持に貢献しているという誇りを持って,明るく活気ある職場を作っています。

検察事務官の職務権限

検察事務官には,主に次のような権限が認められています。

  1. 被疑者の取調べを行うこと(刑事訴訟法198条)。
  2. 逮捕状による逮捕を行うこと(刑事訴訟法199条1項)。
  3. 緊急逮捕とこれに伴う逮捕状の請求を行うこと(刑事訴訟法210条)。
  4. 差押え・捜索・検証又は身体検査の令状請求とその執行を行うこと(刑事訴訟法218条1項等)。
  5. 第三者の取調べと鑑定などの嘱託を行うこと(刑事訴訟法223条1項)。
  6. 被疑者の鑑定留置請求及び鑑定処分許可請求を行うこと(刑事訴訟法224条1項等)。
  7. 検察官の命により検視を行うこと(刑事訴訟法229条2項)。

各検察庁一覧